近年、冷えや睡眠の質の改善に良いとして話題になっている足湯。
これを家でやろうとすると、幅広のバケツに入れて行う格安の方法と、値段はかかりますがしっかりとあたためてくれる機械式のものとどちらが良いのか気になると思います。
足湯を始めようと思うんだけど、バケツ式のものと機械で温めてくれるものとどちらがいいの?機械のものは値段が高いものが多いから、購入するには勇気がいるよ…
この疑問にお答えします。
足湯器(フットバス)はバケツと機械で温めるのとどちらが良い?
結論から言ってしまいます!足湯だけを集中して行える方であれば、バケツ式でも問題ありませんが、そうでない方は機械式をおすすめします。
たとえば、足湯をしながらテレビや読書をしたり、勉強したりする方は、機械式にするべきです。
以下で、その理由をお伝えします。
足湯の効果
最初に、足湯の効能を説明します。
足湯は昔から健康効果があるとして、多くの人々に利用されてきました。足湯は、足先から内臓まで体に負担なく温めるため、温泉部HPによると
・血行促進
・血流障害の予防と改善
・冷え性の改善
・むくみの改善
・リラックス効果
・入眠促進効果
のような効果があるとされています。
足湯の効果を最大限にする入浴法
足湯で体を温める以上、最大の効果を得たいですよね。
一般的に言われている入浴法としては大きなポイントは
ポイント
- 40℃~42℃というやや高めの温度をキープすること
- 15分~20分程度継続して浸かること
の2点です。
この2点を意識して足湯をすることで、足湯の効果がより高くなるでしょう。
足湯器(フットバス)はバケツ式より機械式の方が良い理由
以上を踏まえると、15分以上も足湯をする場合、バケツ式では40℃~42℃という温度を維持できない可能性があります。
足湯の際に、すぐ近くに沸騰させたケトルを準備しておき、こまめにお湯を足していけば、比較的温度を下げずに足湯を楽しむことができるかもしれません。これが、足湯だけを集中して行える方であればバケツ式でも問題ないとした理由です。
ただ、足湯をする時ってどんな時でしょうか。
疲れを取りたい時、リラックスしたい時、なにか作業をするついでに、といった場合が多いのではないでしょうか。そのような状況のなか、1・2分毎にお湯を補充していたのでは、とてもリラックスして足湯を楽しむことはできませんよね。
その点、機械式の足湯器(フットバス)であれば、設定した温度で維持してくれるため、温度の調節を意識する必要は全くありません。
お湯を入れて、設定温度になったら、足を入れてのんびりと過ごすだけ。そのままリラックスしてても良いし、読書をしても良いし、テレビを見ても良い。せっかくのリラックスタイムは最大限リラックスできるように環境も整えてあげるべきだと思います。
足湯器を選ぶ際の注意点
かならず、足首のくるぶしから3センチ程度上の部分までお湯が浸かる構造になっているものを選びましょう。その場所には、三陰交というツボがあり、この部分を温めることで冷えの改善や婦人科系の不調の改善に効果があるとされています。
本体の深さがないものでは、くるぶしまでしかお湯が張れないものもあります。より足湯の効果を得たいのであれば、深さのある商品を選ぶようにしましょう。
おすすめの足湯器(フットバス)3選
以上を踏まえたうえで、最大限リラックスできる足湯器(フットバス)を3つ紹介します。どれもそれぞれメリットとデメリットがありますので、それぞれ紹介していきます。
高陽社 冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80
足湯器(フットバス)といえばこの商品と言われるほど有名で昔からバージョンアップを繰り返しているものです。
この商品は、湯量が9.4リットルとかなり多めであり、サイズも大きめであること、そして定価が4万円を超えてしまうのが弱点ではありますが、水からでもお湯をつくることができ、そのまま設定温度を維持することができるパワフルさと、豊富な湯量を活用した抜群の心地よさは他の商品には見られないメリットとなります。
詳しくは、下記の記事で紹介していますのでご覧ください。
>>冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80の使用感は?睡眠不足も解消【春・夏でも効果的】
パナソニックスチームフットスパ 遠赤外線ヒーター付 白 EH2862P-W
Panasonic スチームフットスパ 遠赤外線ヒーター付 白 EH2862P-W
こちらは、足湯自体ではなく、スチームで足首周りを温める商品です。
こちらも非常にサイズが大きいことと使用の度にバスタオルの準備が必要なこと、そしてこちらも価格が3万円程度なのは弱点ではありますが、水の使用量が少なく、使用後の手入れが簡単なこと、足首だけでなくふくらはぎまで温めることができるため温熱効果が高いのが特徴です。
ただ、本商品はすでに生産終了品であるため、新品で手に入れるには現品のみとなってしまうため、ご注意ください。
ヒロコーポレーション バブルフットバス MA-818
こちらは、価格が5000円程度と非常にリーズナブルでありながら、すでに温められたお湯を保温する機能があり、さらに折りたたんで収納ができるなど、非常に使い勝手が良い商品です。
ただ、折りたたみ式であることから外周部を踏むと畳まれてしまう危険があるので、踏まないように注意する必要はあります。その点だけを注意すれば、非常にコストパフォーマンスの高い商品だといえます。
まとめ:足湯器(フットバス)を使って快眠・疲労回復を目指そう
電動の足湯器(フットバス)は、適切に使用することで、疲労回復・快眠につながります。
実際、私が2週間毎日足湯器(フットバス)を使用した結果、大幅に睡眠の質が改善しました。詳細については、(冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80の使用感は?睡眠不足も解消【春・夏でも効果的】)の記事後半で紹介しています。
睡眠の質が大幅に改善したことにより、睡眠時間が以前より少なくなっても問題なく活動できるようになり、その余った時間を有効活用できるようになりました。
この記事をご覧になったみなさまも、自宅での足湯を始めて、毎日リラックスした時間を増やしましょう。