現在私が使用しているチャイルドトレーラーリブラ・ネオ<PORTUS LIBRA NEO>。
サスペンションや4輪ベビーカー機能など、有名メーカーでは13万円ほどするような機能がついていて、わずか4万4千円。生地も比較的厚手なのでコスパは非常に高いものの、以下のような点が気になっていました。
この3つの点について、あまり手間をかけずに改善できる方法がないかを考え、いくつか対策してみました。結果としてかなり使いやすく、安全になりましたのでご紹介します。
雨除けカバー対策はマグネットで
雨除けカバーにハトメパンチをつけて紐でも通そうかと思いましたが、さすがにさっそく穴をあけるのは憚られました。なんとか穴あけやのり付けなどをせずに対策できないかと考え、たまたま家にあったマグネットを複数使用して対策しました。
これがなかなか当たりで、かなりめくれにくくなったにもかかわらず(坂を高速で下るとめくれることもあります)少し力を込めると外れるので使い勝手が全く変わらないまま使えています。
今回使用したのはこういう系のネオジウム磁石。ネオジウム磁石であればどれでも良いと思います。わたしは正方形のを買いましたが、もうちょっと強力な方がいいなぁとも思ったので購入者するなら以下のような長方体タイプがおすすめです。
やり方は簡単。
まず雨除けカバーを挟むようにマグネットを取り付けます。強力な磁力があるのでそのまま挟むだけでもいいと思いますが、念のためダイソーで購入した強力両面テープで固定しました。取付の際は、S極・N極に気を付けながら固定してください。
雨除けカバー側の固定が終わったら、今度は本体側にもマグネットを取り付けていきます。今回は内側にのみ取り付けていきます。一度カバーを伸ばして位置合わせをしてから行ってください。こちらも超強力両面テープで固定します。
本体側にマグネットを取り付ける際には雨除けカバー側内側と本体側のマグネットが引き合うよう極性に気を付けて取付を行ってください。
私は左右の端にそれぞれ取り付けました。これだけでも下り坂などでない限りめくれることはほとんどありませんが、しっかりめに取り付けたい場合には、さらに真ん中にも取り付けるともっとしっかりすると思います。
これをするだけで快適性は段違いに改善します。一番気になっていた部分なので、ここが改善するだけでかなり使いやすくなりました。取付前は一度出かけると2回ぐらいは雨除けカバーがめくれてしまい、その都度自転車を止めて・・・となっていたのがなくなりました。
赤色ライトと反射テープを設置
次はリア側の安全性向上です。
基本的にはかなり目立つのですが、やはり暗くなってくると心配です。となると、ぴかぴか光る赤色ライトを付けておくのが安心です。
この赤色ライト、バッテリータイプと乾電池タイプがあります。今回私は乾電池タイプにしました。なぜなら有名メーカーのものでも安く、電池の交換頻度も高くないからです。
今回取り付けたのは、この商品。
単四乾電池式なので少し重みはありますが、電池の交換頻度が低く、ブラケットを使うとチャイルドトレーラーに簡単に取り付けやすいのが決め手になりました。
振動と照度に反応するタイプだと、普段電源ボタンを押す必要がないのがありがたいですです。その都度電源を入れないといけないのだと、消し忘れで電池切れ…という未来が見えていましたから。
取り付けはベビーカー時に使用するハンドルに取り付けました。少しだけ引き出しておき、付属のバンドで固定します。かなりしっかりめに固定しておかないと振動でズレてしまうので注意してください。
取り付けると、夜だけでなく曇りの日などのあまり明るくない日にもちゃんと反応してくれます。視界が良くない時にのみライトがつくので使い勝手がいいです。特に使用にあたって邪魔にもなっていませんし、トレーラーに付けているので重さのデメリットも影響ありません。電池交換はおそらく1年〜2年に一度程度でしょうから、すぐに充電が必要ということもありません。
フロアマットをダイソーで調達
室内の足元の汚れや破れ対策にはダイソーで自動車用マットを購入・加工して設置しました。
足元の幅には足りないのですが、子供たちが足を置くスペースぐらいは覆ってくれるので、ひとまずこれで応急処置という感じです。
縦側は逆に少し余るのでカットしました。そんなに固いものでもないので、ハサミで普通にカットできます。長さを測って位置合わせをしながらカットすればキレイにできると思います。私はフリーハンドでしたが。
AirTagで盗難対策
リブラ・ネオはサイクルトレーラーのなかでも廉価なタイプなのですが、それでも4万円を超えてきます。窃盗のリスクを考えると室内保管がベストなものの、そういった場所はありません。
家での保管であればタイヤにワイヤーロックをつけるなどで一応の対策はできますが、外出先でも毎回それをするのは少々面倒です。とはいえ、自転車との接続は簡単に外せてしまうことを考えると何らかの安心はほしい。ということでAirTagを設置しました。
AirTagをつけるのはいいものの、どこにつけるかは問題です。目立つ場所にはつけたくないけど、なくしたくない。お金があれば以下の商品を購入して適当な場所につけるのがおすすめですが、今回はどうせ見えないし…ということでダイソーを活用。
ダイソーでシリコンタイプのライトを購入し、発光部を取り除きます。その取り除いた部分にAirTagをはめ込み、チャイルドトレーラーの目立たない部分に巻きつければ完成です。
これで、トレーラーを見失っても探せるようになりました。AirTagであれば電池交換もできるので長く使えますね。
まとめ
今回は3点の改善をしましたが、これだけでも使い勝手や安心感は大幅に増したと思います。
チャイルドトレーラーという認知度の低い乗り物を使っている以上、安心・安全のためにできることは色々としていきたいですね。