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【実際に聞いて比較】Anker SoundCore3とSoundCoreBoost(第二世代) どちらを購入すべき?(レビュー)

Anker SoundCore3とBoost(第二世代)の実物写真

こんにちは、かりんとうです。

コスパ最強と言われるAnkerが販売しているBluetoothスピーカーの SoundCore3SoundCoreBoost(第二世代)

2021年6月1日時点で、SoundCore3が5990円、SoundCoreBoost(第二世代)が6990円と、この2つの機種は値段が1000円しか変わらないため、どちらを買うべきか悩んでいませんか。どちらも似たような機能を持っているため、どちらがいいのか私も悩んでいました。

そこで、実際に両方の機種を購入し、それぞれの機種の機能や聞き比べた結果も踏まえて、どちらを購入するべきか解説します。

SoundCore3とSoundCoreBoost(第二世代)

Ankerとは

Anker Japan、直営店14店舗を開店〜東北、北陸、東海、四国で初出店 - iPhone Mania
公式HPより画像引用

Ankerは、Googleの元従業員が2011年創業し、中国を本社に、アメリカ、日本など様々な国に展開しているグローバル企業です。

その商品の特徴は

  • 価格が安く
  • 高品質な商品

を提供していることです。

創業当初は、スマホのモバイルバッテリーや充電器が他社よりも大幅に安く、性能が他社を上回るとして非常に話題になりました。

今現在も、このように、ノートPCにも充電できるモバイルバッテリーや充電器をリリースしており、そのコストパフォーマンスの高さから、Amazonではベストセラーの常連となっています。

近年では、モバイル関係だけでなく、ロボット掃除機やモバイルプロジェクターなど、幅広い商品展開を進めています。

Anker SoundCoreシリーズ

その中で、最近注目されているのがBluetoothスピーカー。

Bluetoothスピーカーとは、現在ほぼすべてのスマホに搭載されているBluetoothという無線方式を利用して、スピーカー本体と音のやり取りを行えるスピーカーをいいます。Bluetoothで接続することで、スピーカーとスマホの間に配線がなくても、スマホの音楽をスピーカーから聞けてしまいます。

近年、Ankerではこの分野に力を入れており、Sound Coreシリーズとして、様々な商品を発売しています。

そして、そこでも話題になるのは、コストパフォーマンスの高さ。

お値段の割に、非常に多機能かつ高音質で評判が良いです。

ただ、このメーカー、同じような商品を少しずつ変えてたくさん出します。同じ商品でも、第二世代、第三世代という形でこまめにバージョンアップしていきます。

そうすると、どの商品が一番コスパが良いの?ってなってしまいますよね。

今回、タイトルにもあるSoundCore3とSoundCoreBoost(第二世代)は、お値段が1000円しか変わらず、防水で充電式なため、本体を持ってお風呂で聞けるところも変わらない…細かいところは違うけど、じゃあどっちがいいのか…と悩んでしまいました。

そこで、両方の商品を実際に購入してみて、どちらがより高コスパか比較してみました。

その結果、コストパフォーマンスが高く、買ってより満足度が高いのは、SoundCoreBoost(第二世代)です。詳細は、以下で説明していきます。

SoundCore3とSoundCoreBoost(第二世代)の比較

それでは、それぞれの商品を具体的に比較していきましょう。

SoundCore3

Anker SoundCore3の実物写真

まず、SoundCore3です。公式サイトによれば、

サイズ約174×57×59 mm
重さ約500g
防水規格IPX7 (※一時的 (30分) に一定水深 (1m) の条件に水没しても内部に浸水しないと定義されています。)
通信規格Bluetooth 5
オーディオ出力16W (8W × 2)
連続再生可能時間最大24時間
パッケージ内容本体、USB-C & USB-Aケーブル、リストストラップ
保証18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)
機能・ドライバーをチタニウムドライバーにアップグレードしてクリアな高音に
・デュアルパッシブラジエーターにより深みのある低音を
・SoundCoreアプリ対応
・USB‐C端子の採用
PartyCast機能
・内蔵マイク

ですね。

SoundCoreBoost(第二世代)

Anker SoundCore Boost(第二世代)の実物写真

一方、SoundCoreBoost(第二世代)は、

サイズ約 193 x 62 x 65mm
重さ約585g
防水規格IPX7
通信規格Bluetooth 5
オーディオ出力20w
パッケージ内容本体、USB-C & USB-Aケーブル
保証18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後)
機能・ドライバーをチタニウムドライバーにアップグレードしてクリアな高音に
・デュアルパッシブラジエーターにより深みのある低音を
・SoundCoreアプリ対応
・USB‐C端子の採用
NFC接続によるペアリング
・ワイヤレスステレオペアリング
・モバイルバッテリー機能
・内蔵マイク

です。

 

機能面の比較

先ほどの一覧表のとおり、この二機種はほとんど同じ機能を有しています。

違いのある部分としては、以下の部分でしょうか。

 サイズ

Boost(第二世代)の方が、SoundCore3に比べて一回り大きく感じます。といっても、2cm程度なので、そこまで気にはならないです。音質重視ならいいかなと思うレベルです。

 オーディオ出力

SoundCore3のオーディオ出力は16w、Boost(第二世代)のオーディオ出力は20wなので、出力はBoost(第二世代)の方が大きいです。

この(w)というのは、スピーカーのアンプ出力を指し、数字が大きければより大きな音を出せるということです。ただ、数字が大きいからといって、より高音質とは限りません。大きな音を出せるほど余裕があるという程度のものです。

では、SoundCore3の16wだと室内で聴くのに不十分かといえば、全くそのようなことはありません。室内での使用であれば、通常5wもあれば十分です。

連続再生時間

これが最も大きな違いです。SoundCore3であれば1回の満充電で24時間使用可能ですが、Boost(第二世代)ではその半分の12時間しか使用できま

せん。頻繁に充電するのは嫌だな…と思う方だと12時間は少し短く感じるかもしれませんね。

NFC接続によるペアリング

NFC接続によるペアリングに対応しているのはBoost(第二世代)だけです。

NFC接続によるペアリングとは、おサイフケータイなどの非接触型の決済に使用される「近距離無線通信」を利用してペアリング(スマホと本体との接続のための初期設定)を行うことをいいます。

本体にスマホをかざすだけで初期設定が完了するのは便利ですが、使用するのは最初の1回のみなので、あまり気にしなくて良いと思います。

モバイルバッテリー機能

こちらも、Boost(第二世代)のみの機能です。本体にスマホをつなげることで、本体に蓄えておいた電気を利用してスマホを充電できます。

便利ではあるのですが、お風呂場などの水のある場所では使用できないません。想定される使用場面としては、キャンプなどに本体を持って行って、モバイルバッテリーとして使用するか、災害時の非常電源として使用するなどでしょうか。

あると助かる機能ではあります。

ワイヤレスステレオペアリング(Boost(第二世代))/ PartyCast機能(SoundCore3)

ここも機能として大きく違う部分ですね。

ワイヤレスステレオペアリングとは、2台のBoost(第二世代)を使用して、1台のBoost(第二世代)からは右の音声を、もう1台のBoost(第二世代)からは左の音声を…というように、広がりがあり、迫力のある音を再生する機能です。Boost(第二世代)それぞれを1台のスピーカーとして使うものですね。

一方、PartyCast機能は2台以上(最大100台以上)の対応機種を接続して、それぞれ同じ音を再生できる機能です。ワイヤレスステレオペアリングとは異なり、2台という限定はありませんが、この本体は右の音声だけ…というような限定はできず、すべての機器から同じ音が再生されます。

正直、どちらの機能がいいかは、使用場面により異なりますし、そもそも普通に使用する場面でこの機能を活用する機会はあまりないと思います。PartyCast機能であれば、家の中のすべての場所で同じ曲を再生する…とかでしょうか。

聞き比べ

以上の機能を踏まえ、実際に同じ曲をそれぞれ再生してみました。

聞き比べると、圧倒的な違いがありました。その違いは、低音の強さ

Boost(第二世代)はその名のとおり、かなり低音域を重視していることがわかります。一方で、中音域や高音域はそれほど大きな違いを感じませんでした。

ただ、低音域が協調されているのもあり、全体的にBoost(第二世代)の方が奥行を感じる音を出してくれます。ジャズやポップスなどでは、この低音域があることでより臨場感を感じられるのではないでしょうか。

一方で、クラシックなどでは低音域が強すぎるため、かえってバランスを崩してしまいます。しかし、SoundCoreアプリのイコライザー機能を使って低音域を抑えれば特に問題を感じません。

今回紹介する二機種を比較すると、やはりBoost(第二世代)の方が基礎体力があり、イコライザー機能の設定次第で調整できます。

そう考えると、Boost(第二世代)の方が使い勝手が良く、コストパフォーマンスが高いと感じました。

おすすめはSound Core Boost(第二世代)

以上から、機能面からも、実際に聞き比べた結果からもおすすめできるのはSound Core Boost(第二世代)です。充電は公称12時間しか持ちませんが、使いまくっても3日に1回程度の充電で十分に使えますし、あまり持ち運ばないのであれば、それも特に問題にはならないでしょう。

しかしながら、家の各部屋に本体を置いて、家じゅうのどの部屋からでも同じ音楽を聴きたい!!ということであれば、SoundCore3も非常に良い機種です。価格を考えればこの機種も非常にコストパフォーマンスが高いですからね。

まとめ:AnkerのBluetoothスピーカーでお風呂や庭など色々な場所で聞いちゃおう。

今回は、Anker SoundCore3とSoundCoreBoost(第二世代)を実際に聴き比べて、どちらがおすすめかを紹介しました。

今回の2機種は、いずれも防水・防塵機能があり、お風呂から庭まで好きな場所に持ち出すこともできますので、毎日のお風呂やおうちキャンプなどで活用しまくっちゃいましょう。

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