その疑問、私が解決します!
毎日、きちんと睡眠をとれていますか。睡眠はその時間だけでなく、睡眠の質が体と脳の回復に大きな影響を与えます。睡眠の質を改善する方法の一つとして、今足湯が注目されています。
でも足湯をしようと思うと温泉地に行ったりするのが大変だし、家で足湯をしようとすると、準備や後片付けが大変…
確かに、家で足湯をしようとするとそれなりに準備が必要です。ネットで足湯器(フットバス)について検索すると、様々な商品が見つかりますが、中には5リッター以上お湯が入った足湯器を持ち上げなければならないものも…
そこで、今回は足湯の準備がとても簡単で、名機と言われている高陽社の冷え取り君プレミアムについて紹介します。
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80とは
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80は、株式会社高陽社が発売している電動式の足湯器(フットバス)です。
この足湯器は、他の商品とは異なる以下の4つの特徴を備えています。
① 時間をセットできるタイマー機能
設定した時間になるとメロディーが鳴るお知らせ機能
足のせ台の傾斜でリラックス感が充実(低いソファのような椅子でも自然な姿勢で使える)
② 生活に配慮したデザイン
家具と調和しやすいソフトカラー
丸みを帯びたデザインでやさしいイメージに
③ 環境にやさしい保温システム
湯温38度で保温する保温運転機能搭載
④ らくらくお手入れ
防汚樹脂採用
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80の仕様・手順
まずは、仕様からですね。
定格 | 交流100V 250W 定格湯量9.4リットル |
設定温度 | 約38℃~約44℃ |
湯温表示 | デジタル表示 |
安全装置 | マイコン制御、温度ヒューズ |
移動車輪 | 前輪(手動ロック)、後輪(ハンドル連動ロック) |
排水ホース | 止水コック付き |
付属品 | 延長コード(125V,12A 長さ約2m) |
寸法・質量(重さ) | 幅35×奥行48×高さ38cm・6.1kg |
見てのとおり、それなりにボリュームはあります。
特に、奥行きが48cmと長めなので、デスクで座りながら…というふうに考えているのであれば、予めデスク下に入るかどうかをきちんと確認しておいた方が良いと思います。
接続に関しては、延長ケーブルが付属していますので、通常の部屋であれば特に別途延長ケーブルを購入する必要はありません。
使用にあたっては、先に本体を設置するのか、水を入れた後に本体を設置するかの方法がありますが、階が異なったり、和室の敷居を超すといった段差がなければ、水を入れた後に本体を設置するのが良いと思います。なぜなら、本体には車輪がついているので、水をいれたままでも移動できるからです。この車輪が非常に優秀で、10リットル近い水を入れてもスムーズに動かすことができます。
また、水を入れた後、本体に蓋をすれば移動中にこぼれることもあまりありません。バケツを持って移動するよりもかなり楽だと思います。
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80の使用の流れ
それでは、実際に使用の流れをみていきます。
step
1
- 本体にお湯を入れる
排水ホースが本体横のセット位置に取り付けられていることを確認し(セット位置に取り付けるには、止水ノブが△の位置にある必要があります。)、足乗せ台を浴槽に設置のうえ、本体にはお湯を9.4リットル入れるようにしましょう。
浴槽にメモリがついていますので、その上限までお湯を入れてください。その際、水ではなく、お湯を入れた方が良いです。なぜなら、水からだと設定温度に到達するのに、かなり時間がかかってしまいます(おおよそ40分程度)。
step
2
- お好みの場所まで移動する
前・後輪のロックが解除されていることを確認し、移動します。前輪のロックは前輪自体にあり、後輪のロックはハンドルを引き上げると自動で解除されます。
step
3
- コンセントにプラグを挿し、電源を入れる
近くにコンセントがなければ、付属の延長コードを使用してください。
step
4
- 好みの設定温度を指定する
38℃から44℃まで設定可能です。説明書によれば40℃から42℃で設定するのがおすすめとのことです。私は最高の44℃に設定していますが、おすすめはしません。
step
5
- 足湯ライフを満喫する
足湯を楽しみましょう。タイマー設定は15分または20分が設定できます。また、タイマー設定をしない場合には、通常運転開始から約1時間の経過により保温(38℃)運転へと切り替わります。
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80の使用感
それでは、本機を使用した結果感じた本機のメリット・デメリットを紹介します。
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80のメリット
①お湯を入れた後の本体の移動や排水が非常に楽
足湯器(フットバス)を使用する際に非常に気になる点としては、お湯を入れた本体の移動が大変かどうかだと思います。水をたくさん使用する足湯の性質上、お湯を入れた本体の重量が大きくなり、移動や排水が大変になってしまいます。
本機は、さきほど述べたとおり、車輪が非常に優秀が非常に優秀なため、お湯を満タンまで入れた状態でも、非常にスムーズに移動させることができます。ハンドルがあるので、そこまで力を入れる必要がないのもありがたいです。
また、排水の際も、浴室前まで本機を転がしていき、排水ホースから流すだけでほとんどのお湯は抜けていきます。ただ、最後に少しだけ本体の中に水が残ってしまいますので、必ず本機を少し傾けて全ての水を出してしまいましょう。
②水温が非常に安定しており、長時間の足湯も楽しめる
温度調節がなかなか優秀で、一度設定温度に達すると、あまり温度が下がる実感はありません。浴槽周りの断熱材が優秀なためでしょうか。実際、電源を切った後もなかなか温度が下がらないため、2時間程度たった後も38℃でした。
また、運転開始後一時間は設定温度のまま作動しますので、のんびり足湯を楽しめますね。さらに、再加熱の際には、お湯に対流が起こるため、温泉地の足湯のような心地良さを味わうことができます。
ただ、長時間の足湯を行う際には、かなり汗をかきますので、かならず飲み物を準備するようにしてください。私は2リットルのペットボトルを準備して足湯をしています。
③足つぼの観点からも効果が出るように設計されている
足湯をする際には、足首のくるぶしから指3本分上の部分にまで、お湯がつかるようにするのが重要です。なぜなら、この部分には、三陰交という冷えや婦人科系の病に効果的なツボがあるからです。この部分を温めてあげることで、冷えの改善や快眠に効果が出るようです。
身長175cm程度の私が本機を実際に試してみると、ちょうどこのツボがしっかりと浸かっていました。人によっては、深さが足りない可能性はありますが…
また、足置き台も足つぼマットのような構造になっているため、同時に足裏のツボ押しを行えます。私は、実際に踏み踏みして気持ちよさを味わっています。
④清掃が楽
足湯を終えた後、お風呂場まで行って排水した後、水を入れ、手でそのままかるく擦るだけで汚れが落ちてしまいました。その後再度水を入れると自然に汚れが外に流れていってしまうため、3分程度で清掃が終わってしまいました。
冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80のデメリット
①本体の置き場を確保する必要がある
仕様上は幅35×奥行48×高さ38cmとあり、見た目どおり、かなり場所をとります。乾燥させる必要もあることから、私は諦めて廊下の端に置いています。購入の際には、保管場所の確保は必須でしょう。ただ、ハンドルは収納できるのは助かりました。
②電気代がかかる
電気を使用してお湯を温める以上、それなりに電気代はかかります。ただ、不確定な情報ではありますが、1日の電気代は数円という情報がネットにありました。浴槽の断熱がしっかりしているためでしょうか。それなら、あまり気にせず使用できますね。
③価格が高い
本商品は、新品であれば4万円以上になってしまいます。他の足湯器(フットバス)と比べてもかなり高額な部類になってしまいます。
もし、より低価格の商品をお考えでしたら、
>>足湯器(フットバス)は機械式とバケツ式どちらが良い?【快眠】
の記事で他の商品についても紹介していますので、ぜひご覧ください。
使用の結果、執筆者は睡眠の質が改善!
実際に私が購入して、週に2~3回程度使用するようになりました。私の設定は、44度で、晩には20分程度、時々は1時間以上使用することもありました。使用開始前の私の睡眠結果のデータは以下のとおりでした。
そして、2週間程度本機を使用した結果、睡眠結果のデータは以下のとおりになりました。
使用以前の画像では、8時間程度の睡眠のうち、深い睡眠となったのはわずか38分でした。他の日でも、おおむね1時間以内しか深い睡眠を取れていませんでした。
それに対し、使用開始から2週間後では、睡眠時間が5時間程度しかないにもかかわらず、深い睡眠はなんと2時間38分。かなり長く深い睡眠が取れていたようです。実際、その次の日は睡眠不足だったにもかかわらず、日中に眠気を感じることはありませんでした。
そのほかの日でも、おおむね1時間半から2時間以上の深い睡眠が取れていたことから、睡眠の質が大幅に改善したようです。おかげで、以前より睡眠時間が減り、その時間を読書や勉強、副業に充てることができるようになりました。
ただ、この結果は足湯器を使用していただけでなく、併せて入浴剤を入れていたので、その影響もあるかもしれません。通常の入浴とは異なり、容量の少ない足湯器での使用ですのでタブレットタイプの入浴剤では濃くなりすぎます。粉タイプの入浴剤を分量から計算して使用するのがいいです。この機種は10リットル程度のお湯が入れられますので、それで分量を計算してください。
ちなみに、足湯用のおすすめの入浴剤については、以下の記事で紹介しています。
ちなみに、この睡眠結果のデータは、世界で2番目のシェアをもつMi SmartBand4という腕時計型スマートデバイスによるものです。このバンドを使用すると、自分の睡眠状況を把握できます。睡眠の可視化は、自分の健康状態を把握できるだけでなく、どういった物をつかうかやどのような過ごし方をするかで睡眠の状況がどう変わっていくかを把握できるのでおすすめです。
現在は、後継機のMi SmartBand5が発売されています。この機種では、さらにストレスを数値化する機能もついていますので、日々の体調管理により役立つでしょう。おすすめです。
まとめ:冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80を使って快眠・疲労回復を目指そう
今回は、冷え取り君マイコンプレミアム FB-C80を紹介をさせていただきました。多少のデメリットはあるものの、名機と言われるだけあって非常に優秀な足湯器(フットバス)だと思います。
購入については、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングにも販売店はありますが、そのいずれも中古であり、価格も公式サイトの方が安いです。
そのため、公式サイトでの購入をおすすめします。
足湯の効果は冬だけでなく、夏であっても効果的。足湯を楽しみながら快眠・疲労回復を目指しましょう。